育児と仕事のお役立ちコラム

2025年1月22日

ブランクのあるママが再就職を目指す前に準備しておきたい3つのこと

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出産を機に仕事を辞めた女性の中には、子育てが少し落ち着いたことで、再就職を考えている方もいるでしょう。

一方で、仕事を辞めてから時間が空いているため、再就職できるのか不安を感じている方は少なくありません。

今回はブランクのある女性に向けて、再就職を目指す前に準備しておきたいことを解説します。

仕事を辞めてからの期間が長いために、再就職に不安を抱える女性はぜひ本記事を参考にしてください。

ブランクがあると再就職は難しいと感じている

仕事へのブランクに加えて、子育てが続いているとなれば、再就職は難しいと考えることは自然な流れといえるでしょう。

世の中の女性も同様に、ブランクがあると再就職は難しいと、考えている方は少なくありません。

2022年にビースタイルグループが発表したデータによりますと、92%の女性が結婚・出産後の就職活動は難しいと回答しています。

結婚・出産後の就職活動が難しいと、回答する主な理由に「仕事から離れている期間が長いと不安を感じる」が含まれています。

参照:ビースタイルグループ 結婚・出産後の就職活動について、女性はどう感じているのか?「難しい」 92.6%|就活が難しい理由「両立できる仕事少ない」78.1%

https://www.bstylegroup.co.jp/news/28600

ブランクのあるママが再就職を目指す前に準備したいこと3選

多くの女性が回答しているとおり、ブランクがあると一般的に再就職は簡単ではありません。

できるだけスムーズに再就職をするためには、いくつか必要な準備があります。

本章では、ブランクのあるママが再就職を目指す前に準備したいことを3つ解説します

★働く目的を再検討する

ブランクがある女性の就職活動は、より働く目的を明確化しておく必要があります。

なぜなら働く目的によって、就職活動の目標が大きく異なるためです。

たとえば、お子様の進学に備えて、教育資金を貯めることが目的の場合、収入が高いフルタイムの正社員が就職活動の目標になります。

生活費を一定レベルで賄うことが目的の場合には、時短勤務が可能な職場が選択肢と浮上します。

目指すルートが大きく変わることから、働く目的は明確化しておく必要があります。

また就職活動の目標は、就職活動のアプローチにも影響するため、早期の段階で働く目的を決めた方がよいでしょう。

★スキル・経験の棚卸しをする

仕事を辞めてからのブランクが長いと、自分のスキルや経験、得意分野忘れがちになります。

再就職に備えて棚卸しをおこない、自分が持つスキルやこれまでの経験を思い出しましょう。

自分のスキルや経験が洗い出せれば、経験者採用に応募がしやすくなるため、再就職の可能性が上がります。

また履歴書・職務経歴書を書く際にも役立つため、スムーズな就職活動につながります。

★お迎えや急な病気などの対応を考える

子育て中の女性が就職活動をすると、高い確率でお子様が病気になった際の対応をどのようにするかが問われます。

選考を突破するためにも、お子様の送迎や急な病気となった場合に誰が担当するのかをあらかじめ決めておきましょう。

自身や夫側の両親に頼むことを考えている場合には、早めに相談しておいて損はありません。

再就職で働きやすい職場を探すポイント

再就職に向けて準備が整った場合、次はどのように職場を探せばよいか気になる方は多いでしょう。

本章では再就職で働きやすい職場を探すポイントを解説します。

★時短やフレックス・リモートワークなど柔軟な労働環境がある

子育てと仕事を両立する準備を進めていても、想定外の事態は起こります。

どのような事態にも対応するには、柔軟な労働環境で働くことが理想的です。

時短勤務やフレックスタイム、半日・時間休暇、リモートワークなど柔軟に働ける環境であると、働きやすい職場に近づきます。

ただし上記のような企業は採用の倍率も高いことが多いため、自分の中で妥協できるポイントや妥協した場合の対策を考えておきましょう。

★子育て世帯に寄り添ったお仕事紹介サービスを利用する

求人サイトやハローワークは求人が見つけやすい仕組みになっていますが、子育て中の女性にとって働きやすい求人が見つかるとは限りません。

子育て中の女性が求人を探す場合には、子育て世帯に特化したお仕事紹介サービスなどを利用することをお勧めします、仕事と子育てに理解のある求人を紹介してもらえることはもちろん、担当のキャリアアドバイザーの方も同じ目線で相談に乗ってくれるので、ストレスなく就職活動を行えます。

★子育て世代が多い職場

企業に仕事と子育てを両立できる制度があることと、実際に働きやすいかは別問題です。

職場に独身者・お子様のいない既婚者が多い場合には、どうしても子育て世代への理解が足りずに、働きづらい雰囲気が醸成されます。

反対に子育て世代が多い場合には、何かあった場合はお互い様の雰囲気となるため、子育て世代は働きやすい雰囲気となります。

求人票から職場の世代構成が読み取れない場合は、面接で質問してみるとよいでしょう。

まとめ

今回はブランクのある女性向けて、再就職を目指す前に準備しておきたいことを解説しました。

今回解説した内容をまとめると以下のとおりです。

・ブランクがあると再就職は難しいと、多くの女性が考えている

・働く目的やお子様への対応方法を検討しておく

・柔軟な労働環境や子育て世代が多い職場が子育て中の女性が働きやすい職場

仕事を辞めてからの期間が長い場合は、再就職に対する不安を大きくなります。

不安に立ち向かうためにも、今から行動を起こせる方は、ぜひ本記事を参考にしていただければと思います。