育児と仕事のお役立ちコラム
2025年6月26日
パパからママへ出産祝い・妊娠祝い何あげる?

~マタニティライフをもっと豊かに、やさしく~
出産や妊娠は、夫婦にとって大きな人生の転機です。特にママにとっては、体も心も大きく変化する特別な時間。「おめでとう」や「ありがとう」の気持ちを伝えるだけでなく、何か形に残る“プレゼント”として想いを伝えるのも素敵な方法です。
妊娠・出産を経験するママにとって、パパからの贈り物は何よりの支えとなります。では、実際に何を贈ればいいのでしょう? 本記事では、マタニティライフを快適にするプレゼントの選び方から、ママの気持ちに寄り添う贈り方までを詳しくご紹介します。
妊娠中のママに必要なのは「モノ」よりも「思いやり」
妊娠中は、つわりやホルモンの変化、体型の変化など、ママは想像以上にたくさんのことと向き合っています。身体が重くなるにつれて動きづらくなったり、これまで通りに家事ができなかったり、自分に自信を持てなくなる瞬間もあります。
そんな中で、パパがママを気づかい、寄り添ってくれることは、何よりの「ご褒美」にもなるのです。つまり、「プレゼント」は高価なものよりも、ママの“気持ち”を大切にした選び方がポイント。
大切なのは、「どうやって渡すか」「どんな気持ちで贈るか」という“プロセス”です。
マタニティライフを彩るおすすめプレゼント10選
では、実際にどんなプレゼントがママに喜ばれるのでしょうか? ここでは、妊娠中から産後にかけて活用できる、おすすめのギフトをご紹介します。
1. マタニティパジャマ&ルームウェア
マタニティ期は、おうちでの時間がぐんと増えるもの。着心地の良いパジャマやルームウェアは、心と体の両方をリラックスさせてくれます。肌にやさしい素材、授乳口つきのデザインなど、機能面もチェックしましょう。
2. 妊婦さん専用ボディケアアイテム
妊娠線予防クリームやオーガニックの保湿オイルなど、毎日のケアが楽しみになるようなアイテムも人気。香りの好みには個人差があるので、無香料タイプを選ぶのもおすすめです。
3. オーダーメイドのアクセサリー
赤ちゃんのエコー写真をモチーフにしたネックレスや、出産予定日を刻んだブレスレットなど、“今だけ”の想いを込められるジュエリーは、記念になるだけでなく、ママにとってのお守りのような存在にも。
4. 写真入りアルバム or マタニティフォト撮影
妊娠中の姿をプロに撮ってもらうマタニティフォトは、後から見返すととても感慨深いものです。恥ずかしがるママも多いので、事前に相談しながら計画してみましょう。
5. 妊婦さん向けクッションや抱き枕
睡眠の質が下がりがちな妊婦さんにとって、寝具の快適さは命綱。体のラインにフィットする抱き枕やクッションは、毎晩の睡眠をぐっとサポートしてくれます。
6. 産前産後使えるマザーズバッグ
「見た目はおしゃれだけど、機能性もばっちり」なマザーズバッグは、長く使える実用的なプレゼント。ママのファッションの好みをリサーチしてから選ぶと◎。
7. カフェインレスのコーヒーやお茶セット
妊娠中はカフェインを控える必要があるため、ノンカフェイン飲料は重宝されます。おしゃれなカフェセットにメッセージカードを添えるだけで、毎日の休憩時間がちょっと特別になります。
8. 名入れギフト(赤ちゃんの名前入りタオルやおもちゃ)
名前が決まっているなら、赤ちゃんの名前を入れたギフトを贈るのも喜ばれます。家族の一員としての「実感」が湧いてくる瞬間です。
9. エステやリラクゼーションチケット
体の疲れや心のストレスを癒すには、プロの手によるケアも大切。妊婦さん向けのメニューがある施設を選べば、安心してリラックスできます。
10. パパからの手紙
最後にご紹介するのは、「手紙」です。照れくさくても、言葉にしてみましょう。「いつもありがとう」「頑張ってくれてありがとう」その一言が、何よりの宝物になります。
贈り方のコツ:一緒に選ぶのも、サプライズも◎
プレゼントはサプライズでも嬉しいものですが、「選ぶ楽しさ」を一緒に味わうのも、夫婦にとって素敵な時間になります。
たとえば、週末のデートの延長でショップをめぐったり、ネットで一緒にギフトを探したり…。何を贈るかだけでなく、「どう過ごすか」も、マタニティライフを豊かにする大切な要素です。
パパの「育児参加」は妊娠中から始まっている
よく「出産後に育児に関わる」という意識を持ちがちなパパも多いですが、実は妊娠中からすでに“育児”は始まっています。
ママの心と体のサポートをしていくこと、赤ちゃんの成長を一緒に感じること、それらすべてがパパとしての第一歩。妊娠祝い・出産祝いのプレゼントは、その象徴的なきっかけとも言えるでしょう。
おわりに:マタニティライフを乗り越えた先にあるもの
妊娠期、出産、育児の初期は、ママにとって心も体もハードな時間です。しかし、その時間が愛おしい記憶として心に残るかどうかは、パパの関わり方に大きく左右されます。
「自分のために選んでくれた」「ちゃんと見てくれていた」そんな思い出が、ママにとっての自信や安心感につながります。プレゼントはその象徴として、夫婦の絆を深めてくれるはずです。
そして、ママたちは育児が少し落ち着いた頃、また自分自身の人生を歩み始めます。
子育てが落ち着いたら、また仕事を再開する──その日を笑顔で迎えるためにも、今という時間を大切に、夫婦で支え合っていきましょう。